2009年11月
2009年11月30日
竹田城の雲海2009.11.29
「天空の城」として有名な竹田城。
山城ファンにとっての聖地だけでなく、写真家にとっても有名な場所。
私自身5回も訪れているまさに「聖地」です。
しかし、今まで有名な「雲海に浮かぶ竹田城」の姿を見たことはなかった。季節が晩秋から初冬に限られるうえ、さまざまな気候の要素が重なり合わないといけないから。
しかし、昨日11/29の日曜日早朝、ようやく雲海を見ることができた。それも濃く厚い雲海を。
上の写真は、竹田城の向かいにある「立雲峡」という山からの撮影。雲の上に浮かぶ石垣の古城はまさに天空の城の名にふさわしい。
つづきから、竹田城からの雲海の写真を紹介します。
2009年11月23日
舞鶴朝来第三海軍火薬廠第二製造部遺構探索レポ日記
以前の探索でも旧火薬廠の廃墟を訪れていますが、http://blog.livedoor.jp/besan2005/archives/51284815.html
今回はSさんによる案内で、奥地にある遺構まで見学することができました。
上の写真は、第三火薬廠内に残るかつての廠内道路。ここだけイチョウが生え、路面に落ち葉の絨毯ができていました。現在も幹線だった道路はそのまま残され車でも通れる場所ありますが、いくつかは荒れつつあり、山水等が路面を流れたりしています。
かつては広大な敷地の中に数多くの火薬廠の施設が立ち並び、多くの工員が作業し行き来していたこの場所も、終戦後60年あまり放置され、人が立ち入ることもなくなり、人気もなくただ広い敷地と施設の遺構のみが寂しく点在する姿は何やら物悲しくもあります。
続きから、今回見て回った第三火薬廠の各遺構を紹介。続きを読む
舞鶴・倉梯山防空砲台
11/23に行われた舞鶴の戦争遺跡見学。午前中は倉梯山の尾根上一帯にある防空砲台の探索。Iさんの案内の元、私を含め4人参加。舞鶴自動車道舞鶴東IC近くの道から上がる道があり、それがかつての旧軍道。馬に引かせる車などを通さねばならないので、幅員は現在の1車線くらいあります。これは、9月に探索した舞鶴市内の各明治期砲台の軍道と同じ。
ふもとに近いところは結構広かったけど、砲台施設に近づくにつれ、明治期砲台の軍道と同じくらいの幅員に。こっちが本来の幅だったのかもしれない。
倉梯山防空砲台は、昭和16年から昭和19年にかけて建設された
要塞としては比較的新しいもの。そのため、明治期の要塞と違い、コンクリートが多用されています。
残りは続きから。