2020年07月
2020年07月24日
通天湖堰堤(瑠璃渓砂防堰堤)探訪レポ日記
京都府南丹市にある通天湖の堰堤を見てきました。
通天湖というのは、南丹市の奥地、園部川の最上流にある景勝地「るり渓」の上流にある人口湖です。
度重なる園部川の洪水に悩まされた園部の町は、当時の園部町長が幾度も陳情、昭和14年にようやく着工しました。戦時中の昭和17年にようやく完成。現在はレジャー施設などが近くにでき、訪れる人も多い場所です。そんな昭和17年完成の通天湖のダムが現在も使用されているのを知り、探訪してきました。

通天湖のダム。正式名は瑠璃渓砂防堰堤。高さ12.5mなので正確にはダムではなく堰堤です。

通天湖側の様子。銘板がはめられています。

銘板のアップ。

銘板の文字を書き起こしてみました。当時は園部川砂防堰堤という名前だったんですね。
通天湖の堰堤は治水・砂防目的。いわゆる砂防ダムです。
通天湖の堰堤は下まで降りられる遊歩道があり、長靴などを履いていれば堰堤のすぐそばまで行けます。

川から見た通天湖の堰堤。ダムと言える高さではなく堰堤の部類に入るとはいえ、やはり間近で見ると迫力満点!

堰堤脇の排水口。石積風のアーチ状にしているのがいかにも戦前と言った感じで良いですね。

天端から越流する水の迫力!

向かって右手側。

向かって左側。こちらは下部の川床面がやや高く、導水路のように左から右へと流れています。

堰堤直下から見上げた様子。雨の後は通天湖からの越流により天端からいくつもの水が流れ、まさに白糸の滝。美しい姿に感動しました。あと、やはり涼しさも感じましたね。
通天湖というのは、南丹市の奥地、園部川の最上流にある景勝地「るり渓」の上流にある人口湖です。
度重なる園部川の洪水に悩まされた園部の町は、当時の園部町長が幾度も陳情、昭和14年にようやく着工しました。戦時中の昭和17年にようやく完成。現在はレジャー施設などが近くにでき、訪れる人も多い場所です。そんな昭和17年完成の通天湖のダムが現在も使用されているのを知り、探訪してきました。

通天湖のダム。正式名は瑠璃渓砂防堰堤。高さ12.5mなので正確にはダムではなく堰堤です。

通天湖側の様子。銘板がはめられています。

銘板のアップ。

銘板の文字を書き起こしてみました。当時は園部川砂防堰堤という名前だったんですね。
通天湖の堰堤は治水・砂防目的。いわゆる砂防ダムです。
通天湖の堰堤は下まで降りられる遊歩道があり、長靴などを履いていれば堰堤のすぐそばまで行けます。

川から見た通天湖の堰堤。ダムと言える高さではなく堰堤の部類に入るとはいえ、やはり間近で見ると迫力満点!

堰堤脇の排水口。石積風のアーチ状にしているのがいかにも戦前と言った感じで良いですね。

天端から越流する水の迫力!

向かって右手側。

向かって左側。こちらは下部の川床面がやや高く、導水路のように左から右へと流れています。

堰堤直下から見上げた様子。雨の後は通天湖からの越流により天端からいくつもの水が流れ、まさに白糸の滝。美しい姿に感動しました。あと、やはり涼しさも感じましたね。