2006年01月04日
ここは京都です(笑)
*昨日に引き続き近代建築ネタ。
本日ちょっと所用がありまして、京都府庁に行ってきました。
この旧本館は明治38年に完成した本格的西洋建築で、
(もう少し専門的に言うと、ルネッサンス様式)
平面がロの字型をした大規模な煉瓦建築です。
(外壁は、モルタルと御影石で装飾してます。)
去年、重要文化財に指定されました。
府庁に来たら、是非寄っていかないと・・・
京都府庁の旧本館は何度も来てるんですが、いつ見てもその豪華さに
圧倒されますね。上の写真は正面階段室ですが、このでかい手すりは
大理石製ですよ。細かい彫刻が施された芸術品そのものです。
旧本館内を歩いていると、まるでヨーロッパの古城の中にいるようで、
遠くフランスかドイツにいるような感じがしてきます。
京都のど真ん中なのにねw
背後に議事堂も併設されていますが、ここもかなり豪華で
天井も高い!圧倒されます。
京都といえば、お寺や神社といった伝統的日本建築ばかりという
イメージがありますが、意外と明治〜昭和戦前までのいわゆる近代建築が
多く残っているんです。特に煉瓦建築は、神戸や横浜より多いくらい。
神社仏閣めぐりも良いけど、西洋館めぐりも悪くないのでわ?
京都府庁旧本館の詳しいことはこちら。
*ちなみに、いくつかの部屋には今でも部署が入っており、現役なのです。
現役府県庁舎としては、日本最古なのだそう。
建物自体は日曜祝日以外は普通に中を見学できますよ。
ただし、普段は部屋には入れません。
たまに特別公開をしていて、そのときは旧知事室・応接室・正庁などを
見学することが出来ます。