2006年02月25日

門衛所でこのクオリティ。

門衛所






京都市北区にあるこの建物。
元は住友家の別邸の門衛所だったもので昭和初期に建てられたものです。

建物はチューダー様式というデザインで、このように壁に建材を見せるハーフティンバーという技法を取り入れているのが特徴です。
個人的には住宅建築の中で一番オシャレな建物だと思ってます。
門衛所なので、要するに警備員用の詰所なわけですが、その詰所ですら
このレベルの高さ。で、この奥にはかつて同じデザインでこの門衛所の
何倍もの大きさの洋館が建ってました。この門衛所を見る限りそうとう
凄いレベルの大きな洋館が建っていたはずなのですが、今から30年前
修道院が敷地を買い取ったときに取り壊されてしまいました。
なんとモツタイナイ・・・。

ちなみに、同じデザインの洋館は京都市内には「大丸ヴィラ」と「旧徳力邸」
があり、京都府南部には「大山崎山荘」が現存しています。
これらの建物の紹介はいずれまた・・・

besan2005 at 13:36│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 住宅建築 

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