2006年04月05日
御所の向かいは大英帝国。
この建物は昭和7年に建てられた、大丸ヴィラと呼ばれる洋館で、
当時の大丸社長の邸宅として建てられたものです。
この社長さんは、イギリスにいたことがあり、そのためか
中世イギリスの住宅様式の代表的デザイン、チューダー様式を
取り入れた本格的英国風洋館です。
社長さん、よっぽど英国風にこだわりを持っていたのか、
この本格的イギリスチューダーの洋館に、チューダーをもじって
「中道軒」という名前までつけました。
ちなみに、壁面に木材の構造体を見せるつくりをハーフチンバーと言い、
チューダー様式の最大の特徴でもあります。
設計は、W・M・ヴォーリズ。関西を中心に活躍した建築家で、
宣教師でもあり、メンソレータムの会社を起こした実業家でもありました。
このチューダー様式の洋館は、京都府内に他にもあり、代表的なものとして、
以前紹介した旧住友家別邸の門衛所。右京区にあるギャラリーチェリー、
大山崎町にある、大山崎山荘があります。
チューダー様式の洋館は、私の好きなデザインの洋館の一つでもあり、
その中でもこの大丸ヴィラは一番ハイレベルだと思う洋館なんですが、
この建物は非公開で、中が見れないんです。
このおとぎ話に出てきそうなメルヘンで素敵な洋館、一度で良いから
中を堪能したいですねぇ。
当時の大丸社長の邸宅として建てられたものです。
この社長さんは、イギリスにいたことがあり、そのためか
中世イギリスの住宅様式の代表的デザイン、チューダー様式を
取り入れた本格的英国風洋館です。
社長さん、よっぽど英国風にこだわりを持っていたのか、
この本格的イギリスチューダーの洋館に、チューダーをもじって
「中道軒」という名前までつけました。
ちなみに、壁面に木材の構造体を見せるつくりをハーフチンバーと言い、
チューダー様式の最大の特徴でもあります。
設計は、W・M・ヴォーリズ。関西を中心に活躍した建築家で、
宣教師でもあり、メンソレータムの会社を起こした実業家でもありました。
このチューダー様式の洋館は、京都府内に他にもあり、代表的なものとして、
以前紹介した旧住友家別邸の門衛所。右京区にあるギャラリーチェリー、
大山崎町にある、大山崎山荘があります。
チューダー様式の洋館は、私の好きなデザインの洋館の一つでもあり、
その中でもこの大丸ヴィラは一番ハイレベルだと思う洋館なんですが、
この建物は非公開で、中が見れないんです。
このおとぎ話に出てきそうなメルヘンで素敵な洋館、一度で良いから
中を堪能したいですねぇ。
この記事へのコメント
1. Posted by べーさん 2006年04月05日 20:48
この大丸ヴィラ、煉瓦の塀や門扉が高くて中々良い写真撮れないんですよね。
だから、こんな中途半端な写真だけです。なので、こちらのサイトも参照にしてください。勝手に直リンですが・・・
http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/bunkazai/bunkazaidata/daimarubira.htm
だから、こんな中途半端な写真だけです。なので、こちらのサイトも参照にしてください。勝手に直リンですが・・・
http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/bunkazai/bunkazaidata/daimarubira.htm
2. Posted by しんえもん 2006年04月05日 21:38
あ、こここの前京都旅行した時にあった。中は拝見できないんですかねえ。
京都って、京都御所のような純日本的な建物と西洋風の建物が見事にマッチできる、不思議な街ですな。
京都って、京都御所のような純日本的な建物と西洋風の建物が見事にマッチできる、不思議な街ですな。
3. Posted by べーさん 2006年04月05日 21:55
>>しんえもん殿
そっか、しん殿は九州だから修学旅行は
京都なのね。昔はイベントとかがあれば
中に入れたらしいけど、今は完全非公開。ときどき警備員の人がいておっかないです。
京都って、意外と新しい物好きなようで、神戸や横浜より近代建築が多く残っているそうです。まぁ、他の町と比べて
本格的な空襲がなかったというのもありますが。(爆弾はいくつか落とされてます)でも、それにはある理由が・・・
そっか、しん殿は九州だから修学旅行は
京都なのね。昔はイベントとかがあれば
中に入れたらしいけど、今は完全非公開。ときどき警備員の人がいておっかないです。
京都って、意外と新しい物好きなようで、神戸や横浜より近代建築が多く残っているそうです。まぁ、他の町と比べて
本格的な空襲がなかったというのもありますが。(爆弾はいくつか落とされてます)でも、それにはある理由が・・・