2006年10月21日
骨董市に行ってきました。
店舗を回って気づいたのですが、私の興味範囲である中国古陶磁が極端に少ないこと。いつものニセモノばかりの店舗や朝鮮古陶磁(こちらはほぼ本物)専門の
店舗は数店あるのですが、そのほかのほとんどの店は扱っていない感じ。
私が学生のころ(10年ほど前)は、中国古陶磁の発掘品が多量に流入していた頃で、どの店にも必ず数点は置いてあり、宋〜元代の青磁・白磁の発掘品が1〜2万で買えた時期でした。現在はネットオークションでも安価でいい感じのものは極端に減りましたね。
どうやら数年前から打ち止めになってしまった様で、これからはもしかすると
値段が上がっていく傾向にあるかもしれません。
まぁ、蚤の市は場所により違いがあるし、出店している店の好みにもよりますが。
同じ頃、須恵器・土師器・常滑や瀬戸の鎌倉期ごろの山茶碗も結構な割合で置かれていたのですが、とんと見なくなりました。
で、現在は何が主流かというと、明治以降の日常雑器や民具関係、着物などの古着
が多いですね。あと、作家さんが出店している焼き物店や民芸店も増えましたね。
和箪笥いいなー。実家にもあるけど。
骨董市行くと外国人の姿が多く、和物を興味深げに眺めている姿も面白いですが、
若い女の子も多く、しかも着物を自らアレンジした服を着ている子もいて、
そういう色々な人に出会えるのも骨董市の面白さかもしれません。
で、私のほうですが、いつもの通り古い絵葉書を10枚ほどGet。
戦前の建物のもので、別ブログにUPするネタ用ですねw
占めて2000円ナリ。