2007年05月28日

10年目の再会

今日はちょっと朝から調子悪くて(頭痛がひどかった)休んでしまいました。もう良くなりましたので、更新。ネタは少々前のものですけど。

洋館






今月はじめ、図面の納品のために自転車を走らせていて出会った洋館。実は言うと、この洋館を見たのは10年ぶりでした。私が学生だったころ、近代建築に興味を持ちはじめ、京都市内の戦前の洋館などを見て回っていたことがあります。(今も時々ですがやってます)そのときに見つけたのがこの洋館で、明治〜大正期のモノと思われるこの洋館、規模もそこそこ大きく、窓枠や鉄製の飾りなど当時のものらしき物が残っていて、驚いた記憶があります。
メインHPにそのとき写した写真を掲載していたのですが、それから見る機会もなく、どの辺にあったのか記憶もあいまいになり、もうないだろうと思ってもいました。
洋館扉






そして10年ぶりに見たこの洋館。窓枠も鉄の窓飾りも木の扉もあのときのまま。すぐ近くにマンションが建っていましたが、がんばって踏みとどまっていました。嬉しさでしばし立ち止まって眺めておりました。どうです。この味のある玄関の木の扉。

京都は神社仏閣のイメージが先行しますが、実は言うと戦前までの西洋館がかなり多いことでも有名。煉瓦建築に当っては日本の都市で一番多いといわれるくらいですが、年々それら歴史的建築物は取り壊され、ここ数年も旧三菱銀行京都支店や旧住友銀行京都支店といった一級の建物も失われました。最近では、立替が進みつつあるJR嵯峨嵐山駅(京都鉄道時代の駅舎で、明治の洋館。JR西日本管内では最古級)も失われようとしています。大好きな近代建築が失われつつある中で、こういう建物が残っているのを見かけると嬉しくなります。もっとうれしいのは、綺麗に修理されて生き生きと再利用されている建物ですけど。



besan2005 at 21:12│Comments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 医療機関 

この記事へのコメント

1. Posted by 懐畔泥鰌   2007年05月28日 23:54
煉瓦建築の洋館って惹かれますね。
明治村に行くと飽きずにずっとここに住みたいとか思ってしまう。
装かと思うと純日本木造の建屋に住みたいとか思っている自分もいるし…。
贅沢で複雑な気持ちです。
2. Posted by ryu-oumi   2007年05月29日 10:16
明治から大正辺りの建築物は、”和”とは違う魅力が有りますよね。
でも昭和になると・・・徐々に残念なものが増えてゆく気がします。
奈良県で見かけた煉瓦と漆喰の洋館中々良かったなーなどと思い出しました。
3. Posted by べーさん   2007年05月29日 12:50
懐畔泥鰌さん
私も西洋館の中では、煉瓦つくりの建物が一番好きです。自然素材と工業製品の中間でしょうか、建築素材なのに木材のような温かみがあるんですね。あとはレトロさでしょうか。
願わくば、母屋が日本建築で、離れが煉瓦建築の西洋館という屋敷に住んでみたい・・・

ryu-oumiさん。
奈良のその洋館、どこだろう・・・。奈良市内は結構回りましたが、煉瓦建築で知っているのは、少年院の建物だけなので、気になります。
昭和でも戦前であれば古典建築の銀行とか、チュダーの住宅とか魅力的な建物が多いですけど、戦後は・・・・。トーフがあまりにはびこって。なので、そのの反動でもあるポストモダン建築は割かし好きだったりします。
4. Posted by ryu-oumi   2007年05月30日 08:58
>奈良のその洋館、どこだろう
長谷寺の方だった気がしますが、色々行っていたので記憶が混ざってるかも…

長谷寺で思い出しましたが、この近くの重要文化財に指定されているお宅で、建築関係の仕事をしていると言ったところ、2階に上げて頂き、部屋を見せて頂けました。天井は屋久杉の板を用いられていて見事でしたよ! 
長文ですみません。

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