2008年02月15日
陸自の新型戦車、初お披露目!!
*画像は、MSN産経ニュースから引用。
これまで、完成予想図と断片的なデータしか
情報のなかった陸自の新型戦車、TK−Xの
試作機が初お披露目されました。
当初の完成予定CGとは随分違う形になってますね。
初めて新型戦車の画像を見た感想は、車体と砲塔の
バランスがなんか微妙で頭でっかちに見えたのと、
砲塔がなんとなくどこかでみたことあるような?形。
新型戦車のニュースは、画像引用元の
MSN産経ニュースが詳しいです。画像もかなり豊富!
以下、一部記事を引用。
防衛省は13日、平成22年度からの装備化を目指し国産開発中の陸上自衛隊の新型戦車(試作車両)を、神奈川県相模原市にある同省の研究施設で報道陣に公開した。
ハイテクを駆使し味方の戦車同士で瞬時に情報を交換、共有するシステムを搭載しており、敵の戦車だけでなく、ゲリラや特殊部隊による攻撃など新たな脅威にも対処できるのが特徴。開発費用は約484億円で、一両の値段は約7億円と世界最高レベルだ。
夜間や悪天候でも正確な射撃ができる機器を備えた120ミリ砲を装備。短時間で装甲を着脱できる「モジュール型装甲」を導入、重量は現在の主力戦車である90式戦車より約6トン軽い約44トンに抑えた。
新型戦車への要求性能について、90式戦車と同等、もしくはそれ以上の火力・装甲・機動力を持ち、かつ一回り小さく重量も軽くすることが条件だったらしいのですが、中々厳しいですねwさらには90式よりも低価格という・・・
でも、90式戦車の重量と大きさでは国内の運用がやりづらくその辺の課題を克服するのが重要だったようです。
開発陣の努力の結果、重量は6トンマイナス、大きさも小さくなり、価格も7億という要求を達成したようです。
7億という価格について産経ニュースでは「世界最高レベル」と書かれていますが、これは間違い。こちらの方のブログを見ていただくとわかりますが、7億という価格は決して高いわけではありません。90式戦車は当初10億だったそうですが、現在は量産効果で8億ほどだそうです。新型戦車も量産が始まれば価格は下がっていくものと思われます。
しかしまぁ、これまでCG画像から想像するしかなかった新型戦車がこうやって実物として動くさまを見ると感慨深いものが沸いてきますな。
プラモ作りたいが、模型化は配備後の2010年以降かな。
名前は、10式とかになるんでしょうか?
YouTubeに、NewsJAPANでの新型戦車の取材の模様が
UPされてました。すぐ消えるかもしれませんが、
動く姿はやはりかっこいいですね。
あと、やっぱコンパクトですねぇ。90式に比べて。
小回りが効くのはいいんじゃないですか?車も戦車も。
と、車庫入れ苦手な私が言ってみるw
まぁ、戦車ならどんな悪路でも平気ですわな。
追記。
もうひとつ別の動画がUPされていました。
砲塔を固定したまま車体を回転したり、
戦車砲を発砲するシーンがあります。
この記事へのコメント
なるほど、必要な機能だと思います。
通信での情報の共有化も現在なら必須項目ですね。
この戦車が使われないことを切に祈ります。
モジュール装甲のほうが、いろいろと便利でしょうね。
情報通信のリンクは現代の戦闘においてはなくてはならないものです。
現在の日本の軍事力は「備えあれば憂いなし」それでいいと思います。
無防備なんて絶対お断りですし。