2008年11月08日
アユモドキの危機を訴える展示
かなりお久しぶりです。
忙しさとネタがないのと、気力が湧かなくて、
半月ぐらい投稿が開いてしまいました。
しかし、今回ちょっと書けることができたので投稿します。
地元の郷土資料館の特別展のポスターにアユモドキ展示の文字が。
資料館の展示室に魚を展示する企画というもので、
これは見なければと行ってまいりました。
その展示室の様子が上の写真。
普段は須恵器などの土器類や古文書などが置かれていますが、
今回はその展示スペースすべてに水槽が置かれていました。
展示されている魚は20種類くらいあり、混泳の水槽も置いてある
思ったより充実した展示でした。
そのうちのいくつかを。
タカハヤ水槽。タカハヤなんていたのか・・・
見たことないよ。
他にもカネヒラやホトケドジョウも置かれていましたが、
どこにいるのやら…
ムギツク水槽。
2年くらい前までは時々採れていたのに、
最近は全然姿を見ないです。
他のポイントに行けばいるのかも知れませんが・・・
カマツカ水槽。こいつはまだよく取れます。
そして今回のメイン、アユモドキ水槽。
こんなに間近では中々見れませんね。
琵琶湖博物館とかは水槽に奥行きがあるので
遠くに感じたりするんです。
見れば見るほどカワイイ顔。
この愛嬌ある魚が普通に採れて
誰でも飼育できる日が来ればいいのですが。
しかし、現状は芳しくなく、今年の確認調査では
1匹も確認できなかったらしいです。
外来魚の影響なんでしょうか。やはり。
先行きは暗いです。残念ながら。
全国的にも地元と岡山くらいしか生息していないアユモドキ。
何とか絶滅せずに生き残ってほしいものですが・・・
この記事へのコメント
1. Posted by きつね 2008年11月08日 23:34
天然記念物なのに。。
もう少しましな土管を入れて欲しいですね。
もう少しましな土管を入れて欲しいですね。
2. Posted by べーさん 2008年11月09日 19:01
>>きつねさん
確かに土管はちょっと・・・ですね。
まぁ、展示に協力している団体は
しっかりしたとこですが。
確かに土管はちょっと・・・ですね。
まぁ、展示に協力している団体は
しっかりしたとこですが。
3. Posted by ryu-oumi 2008年11月10日 08:26
アユモドキ、あの独特の体型がいいんですよね。滋賀県にも10数年前までは居たようですがね・・・絶滅らしいです。
4. Posted by べーさん 2008年11月13日 08:03
ryu-oumiさん
滋賀にも10年前にはいたんですね。
それこそかつては日本中に生息して、フナやコイみたいな身近な存在だったんでしょうけど。
数少ない生息地のこの場所も、風前の灯です。
滋賀にも10年前にはいたんですね。
それこそかつては日本中に生息して、フナやコイみたいな身近な存在だったんでしょうけど。
数少ない生息地のこの場所も、風前の灯です。
5. Posted by 懐畔泥鰌 2008年11月15日 21:35
鮎に髭を生やした泥鰌。
モドキって呼び方が、人間の勝手な味方中心で、なんだかなぁと思っております。
私の住まいの辺りには、いないと言われております。
みんな絶滅しちゃうんです…
なんとかならんかと思っているだけではダメだと思いつつ…。
モドキって呼び方が、人間の勝手な味方中心で、なんだかなぁと思っております。
私の住まいの辺りには、いないと言われております。
みんな絶滅しちゃうんです…
なんとかならんかと思っているだけではダメだと思いつつ…。
6. Posted by べーさん 2008年11月17日 08:07
懐畔泥鰌さん
名前の命名に関しては、見たまま
直球というのが結構ありますね。
絶滅を防ぐには人為的に増殖させて
放流するしかないでしょうね。
これだけ保護運動をやっていても
毎年減っていくようじゃ。
名前の命名に関しては、見たまま
直球というのが結構ありますね。
絶滅を防ぐには人為的に増殖させて
放流するしかないでしょうね。
これだけ保護運動をやっていても
毎年減っていくようじゃ。