2018年06月23日

亀岡市・大井神社境内の昭和大礼式典建物

亀岡市大井町にある大井神社には隣の大井小学校から移築された忠魂碑があり、それを目的に見に行きました。
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大井神社の鳥居をくぐった脇にある忠魂碑。
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揮毫は陸軍元帥の上原勇作。陸軍大臣・教育総監・参謀総長を歴任した偉い方。
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台座には何か文字が刻まれていたようですが、削られています。忠魂碑は大正15年に日清・日露戦争の戦没者の供養のために大井小学校のグラウンドに建てられましたが、平成25年に現在の大井神社境内に移築されました。
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その大井神社の境内内に一つの記念碑があります。記念碑には「昭和大礼用材御下賜 昭和四年九月」と刻まれています。
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裏面には「昭和大礼紀念 絵馬舎建築費」と刻まれています。
つまりは昭和大礼記念の式典で建てられた建物の用材の下賜を受けて、その用材を用いて絵馬舎を建築したということのようです。
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大井神社絵馬舎。当時のものとすれば、この建物の部材は昭和大礼の際の建物だったものとなります。
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私が所有する京都府における昭和大礼記念式典を詳細に記録した「昭和大礼京都府記録」上巻に下賜建物の下賜先が記録されたページがあり、そこに春興殿の用材を休憩所兼絵馬舎として大井神社に下賜した記述があります。住宅地の一角に昭和史を物語る貴重な建物が現存しているわけで、この絵馬舎に関して何らかの説明板があっても良いのではと感じました。


besan2005 at 10:23│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 京都府 | その他近代化遺産

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