2019年04月07日

京都市・辻商店取り壊し前の最後の内覧会レポ日記

1辻徳商店外観













2019年3月30日、京都市中京区の四条堀川角にある辻商店の旧店舗の内覧会に参加してきました。
2辻徳商店外観










辻商店は昭和3年に建てられた商店建築で、ロマネスク風の外観が特徴的な歴史的建造物でしたが、解体が決まり、それに合わせて最後の内覧会が開催されました。
3辻徳商店看板













辻商店のタイル製の看板。
4辻徳商店プレート










辻商店は「市民が選ぶ文化財」に選ばれてますが、残念ながら解体が決定しました。
6辻徳商店店舗室










玄関に入って最初の部屋の営業室。木製のカウンターも当時のままです。
7辻徳商店通り庭










営業室奥の通り庭。基本的に間取りは町屋ですが、建物は鉄筋コンクリートのようです。
10辻徳商店応接室










営業室の横の洋室。恐らく応接間として使われた部屋と思います。
8辻徳商店和室










営業室奥の和室。
瑞雲扁額







掲げられていた「瑞雲」の扁額。まぁ、そうなるな。
9辻徳商店坪庭










和室の屋には坪庭があり、右手側には倉もあります。
11辻徳商店分かれ階段










次に二階へ。1階から2階へ通じる階段の途中に2股に分かれる箇所が。こんな造りの階段って見たことないですね。
17辻徳商店2階洋室










まずは左手側の階段へ。そこは堀川通が見下ろせる洋室でした。事務室だったのでしょうか。カフェとかにすればオシャレな空間になると思いますが…。
12辻徳商店階段小窓










再び階段へ。小窓から差し込む光が良い雰囲気を出してました。
15辻徳商店2階










2階階段。
16辻徳商店2階廊下










そして2階廊下。階段と廊下は洋風で各部屋はそれぞれ独立し道線にはなっていないなど、洋館でありオフィス的な性格が見えてます。
18辻徳商店2階廊下側扉










廊下側の扉は洋風ですが…
18辻徳商店2階










部屋は完全に和室。床の間や違い棚まである書院造です。
24辻徳商店2階奥階段










先ほどの廊下の奥にはもう一つ階段がありました。
25辻徳商店2階奥段













親柱のデザインは統一されています。
13辻徳商店階段













再び最初の階段に戻り3階へ。
19辻徳商店3階階段










3階の階段室。
14辻徳商店階段










3階階段から階下を見下ろす。階段のこの空間って好きですね。
20辻徳商店3階洋室










3階洋室。
21辻徳商店3階和室










3階和室。ここは生活空間だったようですね。
22辻徳商店屋根裏部屋










3階の更に上には屋根裏部屋があり、そちらも見せてもらいました。鉄骨のトラスの小屋組みを見ることができ、戦前の建物の構造等がよく分かります。
23辻徳商店棟札













棟札も見せてもらいました。棟札には「昭和三年五月二十五日 願人 辻徳治郎 施行人 益井重成」とあります。貴重な資料だと思います。

残念ながら辻商店の建物は取り壊されますが、最後に内覧会という貴重な機会を設けて頂いたオーナー様他には感謝いたします。素晴らしい建物を堪能することが出来ました。


besan2005 at 11:34│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 近代化遺産 | 商業施設

この記事へのコメント

1. Posted by シロミケ   2019年09月09日 23:22
5 初めまして。シロミケと申します。
辻徳さんの四条堀川の建物が取り壊しされたの最近知りました。
素敵な建物だったのに残念です。
blogで建物の中を見ることができて感謝です。
ありがとうございました。

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