2020年04月12日
宮津市の近代建築探索レポ日記。
先日、宮津市内の近代建築を探索してきました。宮津市は何度も訪ねていますが、しっかりと近代建築の探索をしたことがなく、改めて探索をしようと今回行う事となりました。
今回の記事は宮津市街地内の近代建築となります。宮津市由良地区の近代建築の探索レポ日記は前回記事にしております。
宮津市由良地区の近代建築探索レポ日記
ミップルの側にある道の駅に車を停めて、あとは徒歩で市街地を探索。

ジッソパルケ。宮津市新浜。

だいぶ改装されていますが、昔見たときは結構古い下見板張りの建物でした。よく見たらオリジナルの姿が残されています。

旧橋北汽船本社。宮津市新浜。大正12年。

宮津湾内の観光船を運営していた会社の本社事務所。現在は丹海交通の案内所として使用されています。

宮津市の新浜地区はかつて遊郭街でした。いくつか当時の建物らしい住宅が残されてますが、そのうち気になったのがこれ。もしかしたら門番詰所だった可能性があります。

新浜会議場。宮津市新浜。昭和初期。古い街並みの中に挟まれるようにあります。

旧医院。宮津市魚屋町。昭和初期。道路側の外観はだいぶ改造されています。

玄関部分にかろうじて当時の雰囲気が残されています。

茶六本館。宮津市魚屋町。明治期・昭和10年増築。国登録有形文化財。宮津市の老舗旅館です。

旧小川湯。宮津市小川。大正2年。外観が改修されているのであまり古そうに見えませんが、大正2年築。

斜め横から。

玄関部分の装飾に大正期の名残がありますね。

佐藤医院。宮津市京街道。大正15年。宮津市内を代表する近代建築。

瀟洒で素晴らしい洋館。

これほどの建物なのに国登録有形文化財にもなっていないのが不思議。

宮本会館。宮津市宮本。昭和4年。

外観は当時の姿をよく残しています。

カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂。宮津市宮本。明治29年。京都府指定文化財。宮津市を代表する近代建築で、宮津市で一番有名な近代建築。何でも日本で2番目に古いカトリック天主堂だとか。

内部は畳敷きで知られるカトリック宮津教会ですが、老朽化による痛みが大きく内部には入れず。早々の修復が望まれます。


側面・背面はまた違った趣があります。カトリック宮津教会は昭和2年の北丹後地震で被害を受け、修復を受けています。

宮津小学校 自彊館。宮津市字外側。昭和6年。宮津小学校の小講堂だった建物を移築したもの。

中村眼科医院。宮津市魚屋町。昭和初期頃。

玄関部分に趣がありますね。外観も当時の姿を保っています。内部が気になるところ。

宮津聖アンデレ教会。宮津市島崎。昭和3年。素朴で落ち着いた色合いの下見板張りのレトロ教会。

教会堂。

牧師館。牧師館は現在は使用されていないようです。

宮津聖アンデレ教会の近くにある洋館付き住宅。宮津市島崎。昭和初期頃か。塀があるため見づらいですが、付属洋館は中々のレベルです。

清輝楼。宮津市魚屋町。明治34年・大正13年増築。国登録有形文化財。宮津市最大かつ老舗の旅館。創業は元禄年間で、吉田茂や芦田均といった首相経験者の政治家や、菊池寛・吉川英治・上村松園といった著名人が数多く宿泊した旅館です。

新大手橋の側にある洋館付き住宅。宮津市島崎。昭和初期頃か。立派な洋館が付属する住宅。

背面を見ても規模の大きさが分かります。

M邸。宮津市島崎。昭和初期頃か。こちらも大きなお屋敷です。

さて、一通り探索をした後の宮津での昼食は宮津駅前にある富田屋(とんだや)さん。昭和10年頃創業とのことで、この店舗も恐らく創業当時のもの。宮津で昼食となった際にいつも足を運ぶ富田屋さんですが、理由は店舗がレトロだからと言うわけではなく…

ここの煮魚定食が本当に旨くてしかも安い!この定食で550円です!

富田屋さんのメニュー。信じられない安さ。

お店で出す料理の魚は地元産のもの。安くて旨い魚料理を出す店のため、お昼時はお客さんでいつもいっぱい。夜も地元の常連客らしき人が地魚料理をつまみに盛り上がってますw

ちなみに富田屋さん宿泊できます。しかも1泊2食付きで6000円と言う安さ。レトロな部屋で美味しい魚料理を頂ける私の大のお気に入りのオススメのお店です。
以上で宮津市の近代建築探索は終了。建物や古い街並みを見れるし、日本海の幸も楽しめる良い街ですよ。
今回の記事は宮津市街地内の近代建築となります。宮津市由良地区の近代建築の探索レポ日記は前回記事にしております。
宮津市由良地区の近代建築探索レポ日記
ミップルの側にある道の駅に車を停めて、あとは徒歩で市街地を探索。

ジッソパルケ。宮津市新浜。

だいぶ改装されていますが、昔見たときは結構古い下見板張りの建物でした。よく見たらオリジナルの姿が残されています。

旧橋北汽船本社。宮津市新浜。大正12年。

宮津湾内の観光船を運営していた会社の本社事務所。現在は丹海交通の案内所として使用されています。

宮津市の新浜地区はかつて遊郭街でした。いくつか当時の建物らしい住宅が残されてますが、そのうち気になったのがこれ。もしかしたら門番詰所だった可能性があります。

新浜会議場。宮津市新浜。昭和初期。古い街並みの中に挟まれるようにあります。

旧医院。宮津市魚屋町。昭和初期。道路側の外観はだいぶ改造されています。

玄関部分にかろうじて当時の雰囲気が残されています。

茶六本館。宮津市魚屋町。明治期・昭和10年増築。国登録有形文化財。宮津市の老舗旅館です。

旧小川湯。宮津市小川。大正2年。外観が改修されているのであまり古そうに見えませんが、大正2年築。

斜め横から。

玄関部分の装飾に大正期の名残がありますね。

佐藤医院。宮津市京街道。大正15年。宮津市内を代表する近代建築。

瀟洒で素晴らしい洋館。

これほどの建物なのに国登録有形文化財にもなっていないのが不思議。

宮本会館。宮津市宮本。昭和4年。

外観は当時の姿をよく残しています。

カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂。宮津市宮本。明治29年。京都府指定文化財。宮津市を代表する近代建築で、宮津市で一番有名な近代建築。何でも日本で2番目に古いカトリック天主堂だとか。

内部は畳敷きで知られるカトリック宮津教会ですが、老朽化による痛みが大きく内部には入れず。早々の修復が望まれます。


側面・背面はまた違った趣があります。カトリック宮津教会は昭和2年の北丹後地震で被害を受け、修復を受けています。

宮津小学校 自彊館。宮津市字外側。昭和6年。宮津小学校の小講堂だった建物を移築したもの。

中村眼科医院。宮津市魚屋町。昭和初期頃。

玄関部分に趣がありますね。外観も当時の姿を保っています。内部が気になるところ。

宮津聖アンデレ教会。宮津市島崎。昭和3年。素朴で落ち着いた色合いの下見板張りのレトロ教会。

教会堂。

牧師館。牧師館は現在は使用されていないようです。

宮津聖アンデレ教会の近くにある洋館付き住宅。宮津市島崎。昭和初期頃か。塀があるため見づらいですが、付属洋館は中々のレベルです。

清輝楼。宮津市魚屋町。明治34年・大正13年増築。国登録有形文化財。宮津市最大かつ老舗の旅館。創業は元禄年間で、吉田茂や芦田均といった首相経験者の政治家や、菊池寛・吉川英治・上村松園といった著名人が数多く宿泊した旅館です。

新大手橋の側にある洋館付き住宅。宮津市島崎。昭和初期頃か。立派な洋館が付属する住宅。

背面を見ても規模の大きさが分かります。

M邸。宮津市島崎。昭和初期頃か。こちらも大きなお屋敷です。

さて、一通り探索をした後の宮津での昼食は宮津駅前にある富田屋(とんだや)さん。昭和10年頃創業とのことで、この店舗も恐らく創業当時のもの。宮津で昼食となった際にいつも足を運ぶ富田屋さんですが、理由は店舗がレトロだからと言うわけではなく…

ここの煮魚定食が本当に旨くてしかも安い!この定食で550円です!

富田屋さんのメニュー。信じられない安さ。

お店で出す料理の魚は地元産のもの。安くて旨い魚料理を出す店のため、お昼時はお客さんでいつもいっぱい。夜も地元の常連客らしき人が地魚料理をつまみに盛り上がってますw

ちなみに富田屋さん宿泊できます。しかも1泊2食付きで6000円と言う安さ。レトロな部屋で美味しい魚料理を頂ける私の大のお気に入りのオススメのお店です。
以上で宮津市の近代建築探索は終了。建物や古い街並みを見れるし、日本海の幸も楽しめる良い街ですよ。