2021年10月11日
豊岡市の近代建築探索レポ日記
3年前の2018年4月28日に探索した際の日記です。
豊岡市は大正14年の北但大震災により豊岡市街は壊滅。関東大震災の例もあり、震災後豊岡市(当時は豊岡町)は震災復興事業として火災に強い不燃の建物を建てていきました。
現在も震災復興事業として建てられた昭和初期の建築物が多く残されています。
この日探索した近代建築の中に旧中江種造邸だった豊岡カトリック教会がありますが、
すでに独立した記事として書いてますので、こちらを参照してください。
※豊岡市・旧中江種造別邸(現・豊岡カトリック教会)レポ日記
まずは豊岡市中心街から。
※デジカメで撮影した写真が霞んだ感じで上手く撮れなかったので、スマホで撮影した写真を使ってます。
豊岡市役所稽古堂(旧豊岡町役場)。中央町。昭和2年。国登録有形文化財。
竣工当時の豊岡市役所。昭和27年に3階部分を増築して今の姿になりました。
玄関ホール。ピアノが置いてあって誰でも弾けます。
同じく玄関ホール。
階段。豊岡市役所は新庁舎建設のため25m曳家して保存されました。
旧兵庫県農工銀行豊岡支店。中央町。昭和9年。設計は渡辺節建築事務所。国登録有形文化財。
現在はレストランとして使用。入ってみたかったけど、ランチも中々のお値段で断念w
京極湯。中央町。旧兵庫県農工銀行豊岡支店の裏手のレトロな銭湯。
現在は廃業しているっぽいですが、建物はいつまでも残ってほしいですね。
豊岡市のメインストリートである大開通りを西へ。
アリス美容室。中央町。昭和初期頃。
塔屋が特徴的な建物。
大開通りの商店建築。昭和初期頃か。
丸岡ふとん店。千代田町。昭和初期。震災復興建築。
つるや商店。千代田町。昭和初期。これも震災復興建築。
大開通りから南の生田通りへ。
経済協力会。千代田町。昭和初期。
左側1階部分が切り取られてガレージになっているなど改造はありますが、全体的に当時の姿を留めてます。
その隣にある倒壊寸前の洋館付き住宅。昭和初期頃か。
良く残っているなと率直に思いました。かなり傾いてます。
洋館部分。2021年現在、消失を確認。さすがにね・・・
H邸。千代田町。昭和初期か。
現在は個人宅ですが、かつては事務所建築だったのかも。
T邸。千代田町。昭和初期。装飾に富んだ建物で、元医院だった建物と思われます。
2021年現在、消失を確認。
再び大開通りへ。
大開通りの復興商店建築群。中央町。昭和初期。
中々洒落てます。
サルード。中央町。昭和初期。
クロワッサン。中央町。昭和初期。小さく可愛らしい建物。
ブティック・ストーク。大開通りの3棟並ぶ復興商店建築。中央町。昭和初期。
大開通りの2棟並ぶ復興商店建築。中央町。昭和初期。
旧但馬銀行豊岡東支店。中央町。昭和初期。1階玄関周りに当時の装飾が残されています。
大開通りの和洋折衷建物。中央町。
大開通りの復興商店建築。中央町。昭和初期。モダンな建物。左隣に看板建築が並んでましたが、撮影し忘れ…。
ここから南北の通りである元町通りを北上。
旧但馬貯蓄銀行中支店。元町。昭和初期。和洋折衷の建物。
後に高石医院として使用され、現在は豊岡画廊となっています。
エンドー鞄事務所。元町。昭和初期。スクラッチタイルの昭和初期らしい建物。
橋本酒造。元町。昭和初期。全体的に和風ですが、1階腰回りを煉瓦積み風にしたオシャレな外観。
橋本商店。元町。昭和初期。双子の建物を1つにしてますが、元々は別店舗だったのでしょう。
服部。小田井町。昭和2年。モダンな外観ですが、バルコニー、軒周りの装飾が凝ってます。
別角度から。
東の細い通りに入り南下。
まるはSID。元町。昭和初期。元は木和田商店事務所。いかにも昭和初期の建物。
木和田商店。元町。昭和初期か。銅板張りの商店建築。
豊岡劇場。元町。昭和2年。当時の装飾が現在も残されています。豊岡劇場は2012年にいったん閉館しましたが、2014年にクラウドファンディングによる募金等で再開。現在も映画館として稼働しています。
豊岡市中心街を離れ、南下。
達徳会館。京町。明治29年。兵庫県指定文化財。旧豊岡中学校の本館で、現在は豊岡高校の記念館として保存されています。
以上で豊岡市の近代建築の探索を終了しましたが、参考にした近代建築のサイトに掲載されている建物のいくつかが失われていました。それとは別に確認できなかった建物、撮影を忘れた建物もあり、後日補完の意味を込めて再探索できたらと思います。
豊岡市は大正14年の北但大震災により豊岡市街は壊滅。関東大震災の例もあり、震災後豊岡市(当時は豊岡町)は震災復興事業として火災に強い不燃の建物を建てていきました。
現在も震災復興事業として建てられた昭和初期の建築物が多く残されています。
この日探索した近代建築の中に旧中江種造邸だった豊岡カトリック教会がありますが、
すでに独立した記事として書いてますので、こちらを参照してください。
※豊岡市・旧中江種造別邸(現・豊岡カトリック教会)レポ日記
まずは豊岡市中心街から。
※デジカメで撮影した写真が霞んだ感じで上手く撮れなかったので、スマホで撮影した写真を使ってます。
豊岡市役所稽古堂(旧豊岡町役場)。中央町。昭和2年。国登録有形文化財。
竣工当時の豊岡市役所。昭和27年に3階部分を増築して今の姿になりました。
玄関ホール。ピアノが置いてあって誰でも弾けます。
同じく玄関ホール。
階段。豊岡市役所は新庁舎建設のため25m曳家して保存されました。
旧兵庫県農工銀行豊岡支店。中央町。昭和9年。設計は渡辺節建築事務所。国登録有形文化財。
現在はレストランとして使用。入ってみたかったけど、ランチも中々のお値段で断念w
京極湯。中央町。旧兵庫県農工銀行豊岡支店の裏手のレトロな銭湯。
現在は廃業しているっぽいですが、建物はいつまでも残ってほしいですね。
豊岡市のメインストリートである大開通りを西へ。
アリス美容室。中央町。昭和初期頃。
塔屋が特徴的な建物。
大開通りの商店建築。昭和初期頃か。
丸岡ふとん店。千代田町。昭和初期。震災復興建築。
つるや商店。千代田町。昭和初期。これも震災復興建築。
大開通りから南の生田通りへ。
経済協力会。千代田町。昭和初期。
左側1階部分が切り取られてガレージになっているなど改造はありますが、全体的に当時の姿を留めてます。
その隣にある倒壊寸前の洋館付き住宅。昭和初期頃か。
良く残っているなと率直に思いました。かなり傾いてます。
洋館部分。2021年現在、消失を確認。さすがにね・・・
H邸。千代田町。昭和初期か。
現在は個人宅ですが、かつては事務所建築だったのかも。
T邸。千代田町。昭和初期。装飾に富んだ建物で、元医院だった建物と思われます。
2021年現在、消失を確認。
再び大開通りへ。
大開通りの復興商店建築群。中央町。昭和初期。
中々洒落てます。
サルード。中央町。昭和初期。
クロワッサン。中央町。昭和初期。小さく可愛らしい建物。
ブティック・ストーク。大開通りの3棟並ぶ復興商店建築。中央町。昭和初期。
大開通りの2棟並ぶ復興商店建築。中央町。昭和初期。
旧但馬銀行豊岡東支店。中央町。昭和初期。1階玄関周りに当時の装飾が残されています。
大開通りの和洋折衷建物。中央町。
大開通りの復興商店建築。中央町。昭和初期。モダンな建物。左隣に看板建築が並んでましたが、撮影し忘れ…。
ここから南北の通りである元町通りを北上。
旧但馬貯蓄銀行中支店。元町。昭和初期。和洋折衷の建物。
後に高石医院として使用され、現在は豊岡画廊となっています。
エンドー鞄事務所。元町。昭和初期。スクラッチタイルの昭和初期らしい建物。
橋本酒造。元町。昭和初期。全体的に和風ですが、1階腰回りを煉瓦積み風にしたオシャレな外観。
橋本商店。元町。昭和初期。双子の建物を1つにしてますが、元々は別店舗だったのでしょう。
服部。小田井町。昭和2年。モダンな外観ですが、バルコニー、軒周りの装飾が凝ってます。
別角度から。
東の細い通りに入り南下。
まるはSID。元町。昭和初期。元は木和田商店事務所。いかにも昭和初期の建物。
木和田商店。元町。昭和初期か。銅板張りの商店建築。
豊岡劇場。元町。昭和2年。当時の装飾が現在も残されています。豊岡劇場は2012年にいったん閉館しましたが、2014年にクラウドファンディングによる募金等で再開。現在も映画館として稼働しています。
豊岡市中心街を離れ、南下。
達徳会館。京町。明治29年。兵庫県指定文化財。旧豊岡中学校の本館で、現在は豊岡高校の記念館として保存されています。
以上で豊岡市の近代建築の探索を終了しましたが、参考にした近代建築のサイトに掲載されている建物のいくつかが失われていました。それとは別に確認できなかった建物、撮影を忘れた建物もあり、後日補完の意味を込めて再探索できたらと思います。