2022年01月23日
橿原市(大和八木周辺)・大和高田市・桜井市の近代建築探索レポ日記
2022年1月22日に大和八木駅周辺の橿原市から大和高田市、桜井市の近代建築を探索してきました。
まずは近鉄大和八木駅周辺から。

近畿リテールサービス西大寺管理事務所。橿原市内膳町。昭和16年。

元々は変電所だったようです。

Y邸。橿原市八木町。

大きな洋館付き住宅です。

大きなお屋敷です。

司学舎。橿原市八木町。看板建築の建物。元商店と思いますが現在は学習塾。


八木町には古い商家の建物が残されています。

和洋折衷の住宅。橿原市八木町。

中々良い感じです。元医院とかそんな感じでしょうか。

畝傍高校北館。橿原市八木町。昭和8年。北館と南館が残ってます。戦時中は海軍経理学校橿原分校として使用されたとか。機銃掃射の痕もあるようです。今回は見学許可を得てないので敷地外からの撮影ですが、いつかじっくり見学できる機会があれば・・・

その畝傍高校の敷地にある木造の建物。記念館らしく戦前のものかと思いましたが、昭和61年の復元だとか。

八木町にある住宅群。どことなく洋風の雰囲気。戦前の分譲住宅だったんでしょうか。

JR畝傍駅。橿原市八木町。昭和15年。

JR畝傍駅は紀元二千六百年記念事業で建てられた駅舎。
近鉄橿原神宮前駅も同じく紀元二千六百年記念事業で建てられています。

貴賓室もあったようで、ここがその入り口かなと。

駅舎入口の庇。

内部も当時のまま。

この木造トラスいいですね。今となっては少なくなった昔懐かしい木造駅舎。

旧六十八銀行八木支店。橿原市八木町。昭和3年。

いかにも戦前の銀行建築。現在はレストラン。

日本聖公会八木基督教会。橿原市南八木町。昭和11年。

ロマネスク様式の教会ですが、どことなく和の雰囲気も感じられる素敵な教会。

妻側の装飾。
次に今井町へ。

寺内町として昔ながらの街並みが残されている観光地でもありますね。
そんな中にも洋館が。

H邸。橿原市今井町。

元医院だったそうです。大正から昭和初期頃でしょうか。

旧高市郡教育博物館。橿原市今井町。明治36年。昭和4年からは今井町役場として使用。

現在は今井まちなみ交流センターとして使用。残念ながら2階は閉鎖。
橿原市の探索はここまで。再び大和八木駅へ戻り、大和高田市へと向かいます。

大和高田市最初の探索は、天神橋商店街から。まずはバーバーつちだ。大和高田市内本町。

昭和初期でしょうか。軒周りには波模様があります。

ぜに宗。大和高田市内本町。バーバーつちだの道を挟んだ向かい。

日本聖公会高田基督教会。大和高田市内本町。明治22年。

新しく見えますが、明治22年築とのこと。窓から内部が見えました。

堀江歯科医院。大和高田市本郷町。

昭和初期くらいですかね。洋風建築ですがなんとなく土蔵造っぽい外観。

中央温泉。大和高田市本郷町。まるでお寺か武家屋敷みたいな外観の銭湯。一応営業しているようです。

旧銭湯。大和高田市北片塩町。中央温泉と同じ和風の銭湯。こちらは廃業。

洋風の外観の住宅。大和高田市北片塩町。

Y邸。大和高田市三和町。中々立派な洋館付きの住宅。
ここから再び内本町へ。

旧岡本歯科医院。大和高田市内本町。

町家風の外観ですが、よく見ると歯医者さんだった雰囲気が残ります。

こちらは住居棟でしょうか。

現在の岡本歯科医院も町家風の素敵な外観。

旧産業銀行高田支店。大和高田市内本町。昭和2年。

堂々たる銀行建築。

現在は企業の社屋ですが、こうして大切に使われていると嬉しくなりますね。

三宅蒲団店。大和高田市内本町。店名と電話番号は当時の物でしょうか。

旧吉野銀行高田支店。大和高田市内本町。昭和8年。

ロマネスク風の銀行建築。現在は電気屋さんですが、大切に使われています。

旧宮城医院。大和高田市内本町。大正15年。大正モダンな建物です。

宮城医院の文字。この本町通り沿いには多くの近代建築の建物が残されていて楽しい通りでした。他の建物が大切にされているので、この旧宮城医院も何か再利用されて欲しいですね。
大和高田市の探索はここまで。次に今回最期の探索地、桜井市へと向かいます。

櫻林亭洋館。桜井市桜井。駅前にある立派な洋館。

小規模ですがハイレベルな洋館。大正期、もしかしたら明治期まで遡るかも。
現在は櫻林亭という宿泊施設となってますが、隣に「H」の表札がありもしかしたらH邸の洋館だったのかもしれません。

旧吉野銀行桜井支店。桜井市桜井。昭和5年。

最近改修されたようですね。以前の写真見ましたが、今の方がずっと素敵です。
現在はフレンチレストラン。

廃墟の建物。桜井市桜井。かなりボロボロ。元は工場の事務所だったんでしょうか。

元スナックの建物。桜井市桜井。

「1ねん1くみ」というスナックだったようですが現在は廃業のようです。
外壁の下見板張りの感じ、2階のベランダの造りと持ち送りで戦前物件と判断。

桜井高校講堂。桜井市桜井。明治37年。

煉瓦基礎の古い建物。記念館として残されているのでしょうか。歴史ある建物です。

旧藤桜会館。桜井市桜井。昭和16年。

桜井高校の敷地内にある建物。元同窓会館と思いますが、大切にされているようです。

洋館住宅。桜井市桜井。

下見板張りの住宅。昭和初期でしょうか。

日本聖公会桜井聖羅保教会。桜井市桜井。明治40年。

舟津書店。桜井市桜井。駅前にある看板建築。
今回の探索はここまで。ほとんどが割と知られている物件ばかりですが、初見の物ばかりで楽しい探索となりました。

今回時間の都合で橿原市の橿原神宮方面は探索はしませんでしたが、数年前に探索をしたことあります。ただ、その時の写真データを紛失してしまい、再び探索する必要が出てきました。その中でも現在は失われているこの建物の写真だけは残していたのは救いでした。
まずは近鉄大和八木駅周辺から。

近畿リテールサービス西大寺管理事務所。橿原市内膳町。昭和16年。

元々は変電所だったようです。

Y邸。橿原市八木町。

大きな洋館付き住宅です。

大きなお屋敷です。

司学舎。橿原市八木町。看板建築の建物。元商店と思いますが現在は学習塾。


八木町には古い商家の建物が残されています。

和洋折衷の住宅。橿原市八木町。

中々良い感じです。元医院とかそんな感じでしょうか。

畝傍高校北館。橿原市八木町。昭和8年。北館と南館が残ってます。戦時中は海軍経理学校橿原分校として使用されたとか。機銃掃射の痕もあるようです。今回は見学許可を得てないので敷地外からの撮影ですが、いつかじっくり見学できる機会があれば・・・

その畝傍高校の敷地にある木造の建物。記念館らしく戦前のものかと思いましたが、昭和61年の復元だとか。

八木町にある住宅群。どことなく洋風の雰囲気。戦前の分譲住宅だったんでしょうか。

JR畝傍駅。橿原市八木町。昭和15年。

JR畝傍駅は紀元二千六百年記念事業で建てられた駅舎。
近鉄橿原神宮前駅も同じく紀元二千六百年記念事業で建てられています。

貴賓室もあったようで、ここがその入り口かなと。

駅舎入口の庇。

内部も当時のまま。

この木造トラスいいですね。今となっては少なくなった昔懐かしい木造駅舎。

旧六十八銀行八木支店。橿原市八木町。昭和3年。

いかにも戦前の銀行建築。現在はレストラン。

日本聖公会八木基督教会。橿原市南八木町。昭和11年。

ロマネスク様式の教会ですが、どことなく和の雰囲気も感じられる素敵な教会。

妻側の装飾。
次に今井町へ。

寺内町として昔ながらの街並みが残されている観光地でもありますね。
そんな中にも洋館が。

H邸。橿原市今井町。

元医院だったそうです。大正から昭和初期頃でしょうか。

旧高市郡教育博物館。橿原市今井町。明治36年。昭和4年からは今井町役場として使用。

現在は今井まちなみ交流センターとして使用。残念ながら2階は閉鎖。
橿原市の探索はここまで。再び大和八木駅へ戻り、大和高田市へと向かいます。

大和高田市最初の探索は、天神橋商店街から。まずはバーバーつちだ。大和高田市内本町。

昭和初期でしょうか。軒周りには波模様があります。

ぜに宗。大和高田市内本町。バーバーつちだの道を挟んだ向かい。

日本聖公会高田基督教会。大和高田市内本町。明治22年。

新しく見えますが、明治22年築とのこと。窓から内部が見えました。

堀江歯科医院。大和高田市本郷町。

昭和初期くらいですかね。洋風建築ですがなんとなく土蔵造っぽい外観。

中央温泉。大和高田市本郷町。まるでお寺か武家屋敷みたいな外観の銭湯。一応営業しているようです。

旧銭湯。大和高田市北片塩町。中央温泉と同じ和風の銭湯。こちらは廃業。

洋風の外観の住宅。大和高田市北片塩町。

Y邸。大和高田市三和町。中々立派な洋館付きの住宅。
ここから再び内本町へ。

旧岡本歯科医院。大和高田市内本町。

町家風の外観ですが、よく見ると歯医者さんだった雰囲気が残ります。

こちらは住居棟でしょうか。

現在の岡本歯科医院も町家風の素敵な外観。

旧産業銀行高田支店。大和高田市内本町。昭和2年。

堂々たる銀行建築。

現在は企業の社屋ですが、こうして大切に使われていると嬉しくなりますね。

三宅蒲団店。大和高田市内本町。店名と電話番号は当時の物でしょうか。

旧吉野銀行高田支店。大和高田市内本町。昭和8年。

ロマネスク風の銀行建築。現在は電気屋さんですが、大切に使われています。

旧宮城医院。大和高田市内本町。大正15年。大正モダンな建物です。

宮城医院の文字。この本町通り沿いには多くの近代建築の建物が残されていて楽しい通りでした。他の建物が大切にされているので、この旧宮城医院も何か再利用されて欲しいですね。
大和高田市の探索はここまで。次に今回最期の探索地、桜井市へと向かいます。

櫻林亭洋館。桜井市桜井。駅前にある立派な洋館。

小規模ですがハイレベルな洋館。大正期、もしかしたら明治期まで遡るかも。
現在は櫻林亭という宿泊施設となってますが、隣に「H」の表札がありもしかしたらH邸の洋館だったのかもしれません。

旧吉野銀行桜井支店。桜井市桜井。昭和5年。

最近改修されたようですね。以前の写真見ましたが、今の方がずっと素敵です。
現在はフレンチレストラン。

廃墟の建物。桜井市桜井。かなりボロボロ。元は工場の事務所だったんでしょうか。

元スナックの建物。桜井市桜井。

「1ねん1くみ」というスナックだったようですが現在は廃業のようです。
外壁の下見板張りの感じ、2階のベランダの造りと持ち送りで戦前物件と判断。

桜井高校講堂。桜井市桜井。明治37年。

煉瓦基礎の古い建物。記念館として残されているのでしょうか。歴史ある建物です。

旧藤桜会館。桜井市桜井。昭和16年。

桜井高校の敷地内にある建物。元同窓会館と思いますが、大切にされているようです。

洋館住宅。桜井市桜井。

下見板張りの住宅。昭和初期でしょうか。

日本聖公会桜井聖羅保教会。桜井市桜井。明治40年。

舟津書店。桜井市桜井。駅前にある看板建築。
今回の探索はここまで。ほとんどが割と知られている物件ばかりですが、初見の物ばかりで楽しい探索となりました。

今回時間の都合で橿原市の橿原神宮方面は探索はしませんでしたが、数年前に探索をしたことあります。ただ、その時の写真データを紛失してしまい、再び探索する必要が出てきました。その中でも現在は失われているこの建物の写真だけは残していたのは救いでした。
この記事へのコメント
1. Posted by 畝傍駅 2022年08月06日 13:59

2. Posted by 白戸彩花 2022年08月06日 14:00
