2022年05月03日
京都市中京区(二条城〜四条〜御所南界隈)近代建築探索レポ日記
※2021年11月3日分探索の京都市中京区(旧待賢小学校〜旧新道小学校界隈)の近代建築探索レポ日記と探索エリアが一部重複しており、同じ建物を取り上げている部分があります。
2018年5月12日に行った近代建築探索のレポ日記で、今回は二条城〜四条〜御所南界隈を中心に一部四条エリアの探索となります。
まず、二条駅からスタート。
K邸。西ノ京職司町。
1階部分が塞がれてますが、元は商店だったんでしょうか。
N邸。西ノ京北聖町。よく見かける洋館付き住宅。
でも、こういう戦前の洋館付き住宅ってちょっと憧れます。
南方面へ。
中西医院。今新在家西町。大正〜昭和初期。
小さいながらも中々いい感じの洋館。
街中の細い道に面して建つ白亜の洋館。当時はランドマークだったのでしょう。
東方面へ。
K邸。宗林町。大正〜昭和初期。
現在は個人宅ですが、かつては事務所建築だったのかも。
ふくさの一商。六角町。大正〜昭和初期。
呉服関係の建物のようです。
中々モダンです。
宮内歯科医院。小結棚町。大正〜昭和初期。スクラッチタイルの外壁の洋風の個人医院、京都市内では割と見かけます。
膳處漢ぽっちり。天神山町。昭和10年。以前は呉服商だった記憶。
今は中華料理店となってます。中々のお値段なので入る機会が・・・
旧明倫小学校。山伏山町。昭和6年。京都市内に残る昭和戦前期の小学校建築の中でもひときわ豪華な小学校。特に講堂は必見ですが、イベント事とかでないと見れないのが残念。現在は京都芸術センター。
旧明倫幼稚園。山伏山町。昭和6年。旧明倫小学校の向かいにある建物。建築時期が同じでデザインも似通っているので、同じ設計者かと。
岩瀬歯科医院。東屋町。昭和初期。1階の階段か気になります。
辻医院。車屋町。昭和初期。四条通から東洞院通を北に上がった場所にある洋館。昔から目立つ建物。隣に岩瀬歯科医院の建物があります。
背面。かつてはいくつものテナントが入る雑居ビルみたいな感じだったのでしょうか。デザイン的にも優れた建物なので、残り続けて欲しいです。
S邸。場所失念。洋館付き住宅の大きな建物。周囲にいつくかヒントとなる店や薬局写ってますが、検索しても該当のものが出てこず・・・
T邸。丸屋町。昭和初期。※現存せず。2棟並ぶ洋館。
元々集合住宅として建てられた感じです。
村上開進堂。常盤木町。昭和初期。京都でも有名な老舗の洋菓子店。
京都アンティークセンター。常盤木町。昭和初期。
旧森田牛乳店。指物町。大正14年。割と知られている建物。
白亜のモダンな洋風ビル。壁にあの仁丹の町名標があるのが良いですね。
ニュー大文字。大文字町。昭和初期。
現在はお好み焼き屋さんのようですが、2階の凝った装飾を見ると、かつてはどんなお店だったんでしょうか。
小林裕史写場。行願寺門前町。昭和初期。
中々立派な建物。戦前の写真館はこれだけの建物が建てられるくらい需要があったんですね。
M邸。松本町。昭和初期。
すっきりとした外観の洋館住宅。
タツミ写真館。魚屋町。昭和初期。
先ほどの小林裕史写場もですが、戦前の写真館はどこも立派な建物ですね。今と違い当時はかなり需要があり、地域の主要な施設でもあったのでしょう。
N邸。笹屋町。昭和初期。
2階建てのアーチ窓の中々洒落た洋館。2018年当時は左側に町家がありました。
大久保司法書士事務所。笹屋町。昭和初期。
かつては企業の事務所だったのでしょうか。大きな洋館です。
寿山荘。大炊町。明治29年。
実業家、中江種造の邸宅だった屋敷。敷地内に煉瓦造の洋館があり、隣から少しだけ見れます。
京都ハリストス正教会。明治36年。京都府庁旧本館を設計した松室重光の設計。2021年に重要文化財となりました。
A岡邸。俵屋町。昭和初期。奥まった場所にある洋館。
K邸。天守町。昭和初期。
あめりか屋設計の立派な洋館住宅。
ステンドグラスの窓もあります。
杉島法律特許事務所。壺屋町。昭和初期。大きな洋館付きの住宅。かつては結構な方のお屋敷だったのでしょう。
H邸。左京町。昭和初期。近代建築界隈では有名な建物。
元医院だった気がする立派な洋館。京都市内でも有数の近代建築だけにいつまでも残ってほしいです。
入口の扉も当時の物でしょうか。立派な造りです。
U邸。少将井御旅町。昭和初期。
堂々たる洋館を付属するお屋敷。応接室だったんでしょうね。
二条薬業会館。玉屋町。昭和11年。
こちらも近代建築界隈では知られた建物ですね。
御料理伽。松竹町。昭和初期。
現在は料理店となってますが、以前は何の建物だったのでしょう。商店かな。
嘉祥閣。西方寺町。昭和初期。嘉祥閣は能楽堂のようです。伝統芸能の能楽堂に洋館は面白い取り合わせですね。
高木理容室。東竹屋町。昭和初期。見た瞬間「おおっ!」と思ったレトロ感満載の散髪屋さん。
1階部分の洋風造に2階の和風造の取り合わせもそそられますが、ちゃんと現役なこと、看板も建物に合わせたレトロ感なのが最高。いつまでも続けて欲しいです。
これにて中京区の二条城〜四条、京都御苑南界隈の近代建築探索は終了。中京区は広いのでまだ未探索、未チェックの物件があるので、その辺りも網羅したいところです。
2018年5月12日に行った近代建築探索のレポ日記で、今回は二条城〜四条〜御所南界隈を中心に一部四条エリアの探索となります。
まず、二条駅からスタート。
K邸。西ノ京職司町。
1階部分が塞がれてますが、元は商店だったんでしょうか。
N邸。西ノ京北聖町。よく見かける洋館付き住宅。
でも、こういう戦前の洋館付き住宅ってちょっと憧れます。
南方面へ。
中西医院。今新在家西町。大正〜昭和初期。
小さいながらも中々いい感じの洋館。
街中の細い道に面して建つ白亜の洋館。当時はランドマークだったのでしょう。
東方面へ。
K邸。宗林町。大正〜昭和初期。
現在は個人宅ですが、かつては事務所建築だったのかも。
ふくさの一商。六角町。大正〜昭和初期。
呉服関係の建物のようです。
中々モダンです。
宮内歯科医院。小結棚町。大正〜昭和初期。スクラッチタイルの外壁の洋風の個人医院、京都市内では割と見かけます。
膳處漢ぽっちり。天神山町。昭和10年。以前は呉服商だった記憶。
今は中華料理店となってます。中々のお値段なので入る機会が・・・
旧明倫小学校。山伏山町。昭和6年。京都市内に残る昭和戦前期の小学校建築の中でもひときわ豪華な小学校。特に講堂は必見ですが、イベント事とかでないと見れないのが残念。現在は京都芸術センター。
旧明倫幼稚園。山伏山町。昭和6年。旧明倫小学校の向かいにある建物。建築時期が同じでデザインも似通っているので、同じ設計者かと。
岩瀬歯科医院。東屋町。昭和初期。1階の階段か気になります。
辻医院。車屋町。昭和初期。四条通から東洞院通を北に上がった場所にある洋館。昔から目立つ建物。隣に岩瀬歯科医院の建物があります。
背面。かつてはいくつものテナントが入る雑居ビルみたいな感じだったのでしょうか。デザイン的にも優れた建物なので、残り続けて欲しいです。
S邸。場所失念。洋館付き住宅の大きな建物。周囲にいつくかヒントとなる店や薬局写ってますが、検索しても該当のものが出てこず・・・
T邸。丸屋町。昭和初期。※現存せず。2棟並ぶ洋館。
元々集合住宅として建てられた感じです。
村上開進堂。常盤木町。昭和初期。京都でも有名な老舗の洋菓子店。
京都アンティークセンター。常盤木町。昭和初期。
旧森田牛乳店。指物町。大正14年。割と知られている建物。
白亜のモダンな洋風ビル。壁にあの仁丹の町名標があるのが良いですね。
ニュー大文字。大文字町。昭和初期。
現在はお好み焼き屋さんのようですが、2階の凝った装飾を見ると、かつてはどんなお店だったんでしょうか。
小林裕史写場。行願寺門前町。昭和初期。
中々立派な建物。戦前の写真館はこれだけの建物が建てられるくらい需要があったんですね。
M邸。松本町。昭和初期。
すっきりとした外観の洋館住宅。
タツミ写真館。魚屋町。昭和初期。
先ほどの小林裕史写場もですが、戦前の写真館はどこも立派な建物ですね。今と違い当時はかなり需要があり、地域の主要な施設でもあったのでしょう。
N邸。笹屋町。昭和初期。
2階建てのアーチ窓の中々洒落た洋館。2018年当時は左側に町家がありました。
大久保司法書士事務所。笹屋町。昭和初期。
かつては企業の事務所だったのでしょうか。大きな洋館です。
寿山荘。大炊町。明治29年。
実業家、中江種造の邸宅だった屋敷。敷地内に煉瓦造の洋館があり、隣から少しだけ見れます。
京都ハリストス正教会。明治36年。京都府庁旧本館を設計した松室重光の設計。2021年に重要文化財となりました。
A岡邸。俵屋町。昭和初期。奥まった場所にある洋館。
K邸。天守町。昭和初期。
あめりか屋設計の立派な洋館住宅。
ステンドグラスの窓もあります。
杉島法律特許事務所。壺屋町。昭和初期。大きな洋館付きの住宅。かつては結構な方のお屋敷だったのでしょう。
H邸。左京町。昭和初期。近代建築界隈では有名な建物。
元医院だった気がする立派な洋館。京都市内でも有数の近代建築だけにいつまでも残ってほしいです。
入口の扉も当時の物でしょうか。立派な造りです。
U邸。少将井御旅町。昭和初期。
堂々たる洋館を付属するお屋敷。応接室だったんでしょうね。
二条薬業会館。玉屋町。昭和11年。
こちらも近代建築界隈では知られた建物ですね。
御料理伽。松竹町。昭和初期。
現在は料理店となってますが、以前は何の建物だったのでしょう。商店かな。
嘉祥閣。西方寺町。昭和初期。嘉祥閣は能楽堂のようです。伝統芸能の能楽堂に洋館は面白い取り合わせですね。
高木理容室。東竹屋町。昭和初期。見た瞬間「おおっ!」と思ったレトロ感満載の散髪屋さん。
1階部分の洋風造に2階の和風造の取り合わせもそそられますが、ちゃんと現役なこと、看板も建物に合わせたレトロ感なのが最高。いつまでも続けて欲しいです。
これにて中京区の二条城〜四条、京都御苑南界隈の近代建築探索は終了。中京区は広いのでまだ未探索、未チェックの物件があるので、その辺りも網羅したいところです。