2023年12月03日

橘児童公園に残る都市公園の近代化遺産(ラジオ塔)

京都市上京区智恵光院通笹屋町下る橘町にある橘児童公園を探索しました。橘児童公園は昭和14年7月10日に開園した児童公園で、昭和10年代に土地区画整理事業や住宅地の改良事業等で京都市内各地に造られたものの1つです。
※昭和10年代に京都市内各地に開園した児童公園・都市公園に関しては、紫野柳公園の記事にて触れています。
紫野柳公園に残る都市公園の近代化遺産

橘公園ラジオ塔2










橘児童公園にはかつて門・塀だけでなく、特徴的な水飲み場やプール跡など数多くの開園当初の遺構が残されていましたが、近年の大改修によりほとんどが撤去され、現在は地蔵尊とこのラジオ塔しか残されていません。橘児童公園のラジオ塔は燈籠型をしており、公園の西端にあります。
橘公園ラジオ塔1










ラジオ塔の下部には大きな開口部があり、ここに機器が収められ燈籠の火袋にあたる部分にスピーカーがあったのでしょう。
橘公園ラジオ塔4










ラジオ塔には「橘公園愛護会」の大理石の銘板があります。ラジオ塔は多くが寄付によって建てられています。
橘公園ラジオ塔5










内部はこんな感じ。橘児童公園の大改修の際、このラジオ塔だけが残されたのは、徐々にラジオ塔の認知度が進み、京都市も近代化遺産としての価値を認め、補修まで行っているのは素晴らしいですが、それなら、高原児童公園のように開園当初の門・塀・水飲み場・プール跡も生かした改修をしてほしかったです。プール跡は保存の要望もあったらしいですし・・・


besan2005 at 12:27│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 京都府 | 戦前の都市公園

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